[PR] 音楽を始め動画〜電子書籍まで、簡単ダウンロード

黒澤明 『羅生門』 #11

日本映画の存在を世界に知らしめた、ヴェネチア映画祭グランプリ受賞作品。

この映画今観ると、さほど斬新さは感じませんが、当時としては画期的作品だったようです。特に代表的なのが、「木漏れ陽」の逆光線撮影。当時はタブーとされていた手法を、黒澤監督が初めて採り入れたのです。今では当たり前のように観られる事から、この映像シーンが、後の映画を含めたビジュアル界にいかに影響を与えているか、窺い知る事ができます。

ただ映画の内容の方は、頭の悪い私にはちょっと理解しにくいなあ(^^ゞ。ここは作者(黒澤明 監督)の説明を一部引用してみましょう。

「人間は自分自身について正直な事は云えない。虚飾なしには自分について話せない。そういう虚飾なしには生きていけない人間というものを描いているのだ。いや死んでも、そういう虚飾を捨て切れない人間の業の深さを描いているのだ。これは人間の持って生まれた罪業、人間の度し難い性質、利己心(エゴ)が繰り広げる奇怪な絵巻なのだ・・・」(自伝 「蝦蟇の油」より)

そうした人間の奇怪な心の動きを、怪しく錯綜した光と影の映像で表現してみたかったのだそうです。なるほど、確かに(私のような)庶民の感覚からは少しかけ離れた、高度な表現なんですね。雰囲気はなんとなくわかるのですが...

ま、内容はともかくとして(^^;)、黒澤監督が「白黒映像芸術」を確立した重要な作品である事は確かでしょう。

羅生門

 羅生門 1950(昭和25)年 121分
  【脚本】黒澤 明、橋本 忍 【撮影】宮川一夫 【音楽】早坂文雄
  【出演】三船敏郎、京マチ子、森 雅之、志村 喬、千秋 実 他

  Amazonを参照する

この記事にコメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。