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黒澤明 『どん底』 #17

ロシアの作家ゴーリキーの戯曲の映画化。人生のどん底にも例えられる簡易宿泊所を舞台に、泥棒、元男爵、アル中の役者、売春婦が織りなす人間模様の中に、老巡礼ルカーと浮浪者サーチンの対抗の哲学を対置し、作者の人生哲学を訴える・・・(原作のあらまし)

この映画では元男爵が元旗本の殿様だったり、老巡礼者がお遍路の爺さんだったり、完全に江戸時代の日本の設定に置き換えられています。

はっきり言ってこの作品、映画としては全然面白くない。何を云わんとするか、どこが哲学なのか、アホの私には全然わからなかった(T_T)。ゴーリキーの下層社会を描くリアリズム文学と、黒澤監督独自のリアリズム表現との融合?。(この手の本をむさぼるように読んでないと、よくわからないのでしょうね)

とにかく私には、こういう映画はわかりやすくも難解です(^^;)。

どん底

 どん底 1957(昭和32)年 125分
  【脚本】小国英雄、黒澤 明 【撮影】山崎市雄 【音楽】佐藤 勝
  【出演】三船敏郎、山田五十鈴、香川京子、左 卜全 他

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