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黒澤明 『天国と地獄』 #22

黒澤明 監督ならではの、社会的視点と娯楽性を結実させ、ダイナミックにかつ繊細・リアルに描いた、第一級推理・サスペンス

冒頭、大企業の重役たちによる社内権力争いのさ中、重役の一人権藤(三船敏郎)のもとに、息子を誘拐したとの一報が...。

前半は重役たちの争いから誘拐事件発生まで、権藤邸の中での密室劇として繰り広げられますが、一転して身代金受け渡しの特急列車のシーンへと移り変わります。

この4分余りの特急列車のシーンは、この映画の最大の見せ場で、なんと列車を借り切り、8台のカメラでリアルタイムで撮影されたとの事。黒澤監督の完全主義がここでも徹底されています。

また後半の、犯人を追っていく警察陣の(徹底したリアリズムを基に展開される)捜査プロセスも、大きな見所ですね。

とにかく推理・サスペンスドラマのお手本映画として、海外を含むその後の映画に大きな影響を与えた作品であり、今観ても現代映画に比べて全く遜色を感じません。

※犯人を割り出す大きな手がかりとなる、煙突の煙の着色シーン、そういえば『踊る大捜査線』がパクってましたね(もちろん黒澤プロに了承済の上)。

天国と地獄

 天国と地獄 1963(昭和38)年 143分
  【脚本】小国英雄、菊島隆三、久板栄二郎、黒澤 明 【撮影】中井朝一 他
  【音楽】佐藤 勝
  【出演】三船敏郎、仲代達矢、山崎 努 他

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