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黒澤明 『影武者』 #26

戦国時代の武将、武田信玄の影武者の逸話を基に、武田家の衰退と戦乱の様相を描いた時代劇大作。カンヌ映画祭グランプリ受賞作。

黒澤作品はこの影武者あたりから、映像の美しさを重視する傾向に変わった、と言われています。確かに従来ならば、影武者という特殊な立場に置かれた人間の描写(内面の葛藤や虚像と実像の対比等)を、もっと徹底的に表現したでしょう。そういった面では、昔ながらの黒澤ファンには受入れ難い作品かもしれません。

しかし私のような素人には、わかりやすいドラマ構成で、映像重視のこういう作品の方が、黒澤監督の凄さを容易に受け入れる事ができるのです。とにかく重厚で美しく、風格がある映像は、ワンシーン毎に全霊をつぎ込んだようなこだわりとエネルギーをストレートに感じる事ができる。

その描写はまさに黒澤美術(アート)

また卑しい身分の影武者が、武将をどう演じるのかも見所ですね。演技の中で演技を演じる、この難しい役どころを仲代達矢が見事に演じきっています(※勝新だったらもっと面白かったか?)。

※元々主役は、勝新太郎だったが黒澤監督と対立し、途中降板。

影武者

 影武者 1980(昭和55)年 179分
  【脚本】黒澤 明、井手雅人 【撮影】斎藤孝雄、上田正治 【音楽】池辺晋一郎
  【出演】仲代達矢、山崎 努、萩原健一 他

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